2021年01月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:778
ナイス数:71

マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)感想
ブルジョアおよびプロレタリアについてのQ&A集のようなもので、一章と二章はなかなか濃い内容だが三・四章は読みたい人だけ読めばよいと思う。タイトルがタイトルなので別に悪いことをしている訳でもないのに電車内で読むのを躊躇してしまいがちな一冊。
読了日:01月19日 著者:マルクス,エンゲルス
賃労働と資本 (岩波文庫)賃労働と資本 (岩波文庫)感想
『経済学・哲学草稿』や『資本論』より先にこの薄い本を読んでおくべきだった、と後悔した。主に資本⇔労賃の相関関係にトピックを絞っているので比較的理解しやすい。傍点や改行多めなのもありがたい。ただ、いちサラリーマンとしては胸糞悪くなる箇所も多々あり。
読了日:01月15日 著者:カール マルクス
資本論(マルクス) 1 (岩波文庫 白 125-1)資本論(マルクス) 1 (岩波文庫 白 125-1)感想
読み始めてみたもののスムーズに理解できるはずもなく、この分からなさは訳文よりもマルクス原文によるものと思われる。延々続いた商品・貨幣・価値の話から一転、労働の話題になった途端現れた文学的描写に「ここからが本番だぜ」というマルクスの気概を感じた。
読了日:01月11日 著者:K. マルクス
貨幣論 (ちくま学芸文庫)貨幣論 (ちくま学芸文庫)感想
マルクス資本論の参考書として購入。貨幣価値の問題から始まり、恐慌→ハイパーインフレを経由して辿り着いた結論はそこまで意外性はないが、経済学の要点をざっとおさらいできるという点では有用だと思う。接続詞の「すなわち」を多用しすぎる感が若干あり。
読了日:01月07日 著者:岩井 克人

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