見る人 ジャコメッティと矢内原 宇佐見英治

P145
サルトルジャコメッティは彫刻するときは絵描きのように、絵を描くときは彫刻するように仕事する」
彫刻→触れないもの、距離の彼方にあるヴィジョンの造形
絵画→空間立体的な構造の探求


P146
ジャコメッティの彫刻は「正面から見ることがまず第一(フロンタリティ)」
P146-147
見える通りに描く、見える通りに作ることを最初に行ったのはセザンヌセザンヌ以上に徹底したのがジャコメッティ


P148
「見える通りに描く、作る」というよりはむしろ「見えてくるように描く、作る」


P149
現象学的彫刻」
現象学の原理→現れてくるものを、現れてくるとおりに記述する